鍵の手入れとNGな行動

3

鍵の手入れって何?鍵に手入れが必要なの?

それぐらい結構雑に扱っていますが、私の場合今まで使っていた鍵に特に不満はありませんでした。ギザギザの鍵を使っていたので、まあ挿しにくい事が当たり前かなと思っていたところもあります。
ですが、新しい賃貸マンションへ引っ越した際、とても使いにくい鍵に当たってしまいました。いわゆるディンプルキーという、鍵にブツブルとくぼみがあるタイプの新しめの鍵です。
初めは鍵の事なんてよくわからなかったので、鍵が壊れているもんだと思いましたが、賃貸を借りる際に「鍵交換」という項目があったので、鍵は確かに交換されているはず・・・鍵穴もまだ新しいものではないかな、と思いネットで調べてみました。

鍵もお手入れが必要!

そこで調べた結果としては、鍵についたホコリやゴミが鍵穴にたまっている、または鍵穴の中の油分(潤滑剤)がなくなっているということです。賃貸の人も、鍵は交換しても鍵穴の掃除まではしてくれないようですね。

 

鍵のお手入れ方法

しっかりとお手入れをするなら、まずは鍵穴にたまったほこりやゴミを取り出す必要があります。ですが専門家の手は必要ではありません。素人でも簡単にしっかりと鍵のお手入れができるのです。

まずは掃除機で鍵穴の中のごみを吸い出す、またはエアダスターで吹き出します。その後、ギザギザの鍵の場合は、ギザギザ部分を鉛筆で強めになぞり、黒鉛を付着させてください。この黒鉛が潤滑剤代わりになるので、何度か鍵穴から抜き差しを行うとスムーズに鍵が抜けるようになります。付着した黒鉛は綺麗にふき取って、これでお手入れが完了します。終わりです。注意点としては、黒鉛を直接鍵穴の中に突っ込んだり、鍵に大量に振りかけても駄目です。適度な付着・正しい位置に黒鉛が付かなければ、それがゴミとしてまた溜まりますからね。

続いて、鉛筆以外の方法としては、鍵穴用に売られている潤滑油を鍵穴の中に吹きかける方法です。黒鉛が付かないので、衣服や手を汚す心配がありません。必ず鍵穴用の潤滑剤を使用しましょう。。

 

間違ったお手入れ方法

素人がやりがちな方法が、油です。鍵穴の潤滑性がなくなったからといって、食用油、シリコンスプレー、シャンプーなど手あたり次第滑りやすい物を入れてもトラブルを招く原因となるだけなので、絶対に使用してはいけません。油にはごみを吸着させ、粘性を出す特性がありますので、一時的に滑りが良くなってもすぐまた鍵が開けにくくなります。そうした際は、上記の正しいお手入れを行ても意味がなくなり、最悪の場合は鍵交換を行わなければならないことも。
私も自転車の鍵に、グリースを塗ってしまったので、内心冷や冷やしているところです。

また、カードキーロックをご使用の際は、潤滑油は挿してはいけません。

 

おわりに

私の場合は、鍵用の潤滑スプレーを吹きかけてお手入れをしたところすんなりと鍵の抜き差しが出来るようになりました。あれだけガチャガチャと無理やり抜いていた鍵が、何事もなく使えるようになったのです。
まずは定期的にお手入れを行い、無理な操作で鍵穴を壊さないように気を付けていきたいですね。

You may also like...