ワックスがけでフローリングに艶を取り戻そう!

フローリングのワックスがけ

住み始めたころはピカピカだったフローリングも、月日が経つとくすんで見える。毎日掃除しているのにツヤがなくなって汚れているように見える。その理由は、床に塗られていたワックスが日々の生活の中で剥げていきツヤがなくなってしまっているから!ワックスを再度かけてあげることで再びフローリングに艶がでるため、ご家庭でもぜひ挑戦してみてください。

ただ、ワックスがけはムラがでたり素人では難しいのでは?臭いは大丈夫?など、疑問もあるかと思います。そこでワックス材選び、手順、簡単な方法などをご紹介していきます。

ワックス材の種類

ワックス材はホームセンターやドラックストアでも販売されており、様々な種類がありますがその多くは「樹脂ワックス」となります。もし床が無垢材の場合は専用のワックスを使用しましょう。ワックス材の裏面に適した床材が書かれている為、確認してからご購入下さい。

液体ボトルと、スプレータイプもございます。

まずは床をキレイにする

床が汚いままワックスをかけると汚れまで一緒にコーティングしてしまうため、まずは綺麗に掃除を行います。

床を水拭きした後、中性洗剤を含んだお湯で拭いていきます。その後ただのお湯で拭きます。中性洗剤のアルカリ性が、もともとついている一般的な樹脂製ワックスを軽く削るように汚れを落としてくれます。

掃除機もして床に残ったほこりやゴミも取り除きます。

徹底的にキレイにしておかなければ、残ったゴミでワックスにムラが出たり凸凹になる場合もあります。

また何度もワックスを塗り重ねてくると、汚れも一緒にたまり黒ずんでいく場合があります。その際は一度剥離剤を使用して古いワックスを剥がしてから新しいワックスを塗る、という手もあります。

マスキングテープで区切る

マスキングテープや養生テープなどでワックスをかける範囲を区切っていきます。だいたい5㎡間隔で区切ると丁度良いかと思います。ワックスは塗って5分もすれば表面が乾き始めていく為、ムラが出ないよう塗り残しが無いように塗る為には広範囲を一気に塗るよりもこまかく塗る方が良いです。

また動線にも注意。自身が追いやられるような塗り方で進めると後が大変です。

ワックスを塗布していきます

いよいよワックスがけを始めます。きれいな雑巾を用意し、手荒れが気になる方はしっかりゴム手ぶくろを使用してください。

多いかな?というぐらいの量をぞうきんに垂らして手早くむらなく床に広げていきます。塗り残しがあるとムラになるため、ポイントは多めに垂らすことです。また、直接床に垂らしてはいけません。

しっかり乾燥させる

乾燥時間は季節・気温・湿度により変わりますが、だいたい30分程は待ちます。換気は十分に行い、扇風機などを使用して空気が循環するようにすると早く乾かすことができます。ただし扇風機を強モードで直接あてると風の勢いでムラが出てしまうため、空気を動かすように使用してください。また直射日光が当たると乾きにムラがでるため、出来る限り均一に乾くようにしてください。

より良い仕上がりにするならしっかり乾燥させたあと、2度塗りすることをお勧めします。2度塗りする場合、完全に乾いていないと水分が残り密着不良となりますので、40分はあけるようにしましょう。

ワックスがけに最適な時期とは

湿度が高い、または気温が低いとワックスが乾かない、またはうまく密着しない場合があります。その為、梅雨の時期・雨の日・冬場はワックスがけに向きません。

冬場に暖房を使用したとしても、床面が冷えている為うまく密着しない場合があり、また窓を閉め切るために臭いが気になります。

春・秋・夏頃、カラっと晴れてる日にぜひ挑戦してみてください。

 

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